本に登場するパラボラアンテナ
パラボラアンテナそのものを扱う本は(もちろん)それほど多くはありませんが、それでもあることはあります。
アンテナのある風景
クリエイトクルーズ
¥ 7,136
クリエイトクルーズ
¥ 7,136
日本各地のアンテナを集めた写真集。いろんな珍しい種類のアンテナが掲載されていますが、もちろん(主観的)主役はパラボラアンテナということになります。臼田、野辺山はもちろん、鹿島や沖縄などなど、10m以上の日本のパラボラはかなりの数が集められているんじゃないでしょうか。山の中でぽつんと陽光を浴びて輝く臼田の64mなんて、息を飲むような美しさです。
写真にあるアンテナの、技術的な解説が簡単ながらも付属しているので、ちょっと高いけどパラボラ好きなら持っていて損はない一冊。
- 大隅孝之/Osumi Web 本書のカメラマンのサイト
せちやん 星を聴く人 (講談社文庫)
講談社
¥ 540
講談社
¥ 540
「せちやん」の「せち」は、言うまでもなく「SETI」のこと。この小説に登場する「せちやん」の自宅の庭には、SETI専用の5mパラボラアンテナがあります。「庭にパラボラ」はわれわれパラボラマニアの永遠の憧れですね!
創世伝説〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
早川書房
¥ 489
早川書房
¥ 489
もう新刊では入手できないけど、上巻の冒頭にいいシーンがあるのでご紹介。宇宙に向けた無数のパラボラアンテナが、宇宙からの通信を受信し始めるところ。で、場面が替わって、その場所が実は地球上ではなかったというのがわかるところが実にグッときます。