茨城県つくば市にある国土地理院にある32mは、VLBIのための観測用パラボラです。血税(?)で作られているせいでしょうか、その有用性をアピールするキャッチコピーが側面に書いてあって、微笑ましいというか、興ざめというか。面白いことは面白いんですが。
精密さが要求される観測用のパラボラは、背面までパネルで覆われていることが多いので、ぱっと見は厚ぼったくて重そうな印象があります。しかしここのパラボラは毎分180度回転できるという機動性もウリ。下の写真はその仰角制御部分のアップです。180度、きっちり首振りができることがわかります。